よもぎ餅あんぎゃ

よもぎ餅が好きなので出会ったよもぎ餅のブログをつくりました

おせきもちさんのおせきもち

おせきもち

洛南・鳥羽の国道沿いにあるので車の方が訪れやすい。

車以外だと竹田駅から西に20分程歩くか、
京都市バスで城南宮付近のバス停で降りる。

おせきもちさんの公式Webサイトがなくて
アクセスがいまいちわからなかったので、
【城南宮】のアクセスを参考に伺いました。

城南宮方面へ行くバスの本数はかなり少ないので、
春や秋の過ごしやすい気候ならば
竹田駅から歩いたほうがトータル時間は少ないかも。

www.jonangu.com

 

店名と同じ菓子『おせきもち』が有名。

私が購入した10個入りは折箱に2×5個詰められていた。

一口サイズのお餅の上にそれぞれたっぷりと粒あんが載っていて、
おせきもちを知らない人には姫餅と同じく失礼ながら
赤福みたいな感じの粒あんバージョン」とお伝えしている。

商品についていた”おせき餅の栞”によると江戸時代創業!

「せき女」という女性が旅人に茶屋でお餅を提供したことから
『おせき餅』という名前になったとのこと。
名前が商品になるほど魅力的な女性だったんでしょうね。

鳥羽伏見の戦いで一帯が焼け野原になってしまったけど
昭和7年から現在の地に移って営業をされているとか…

すごい歴史…!!!

鳥羽伏見の戦い勃発の地とかはお店から西すぐにあるっぽかったけど
遺跡としては鳥羽離宮跡もあまり整備されていないとのことだったので
観には行かなかった。

調べてみると南北朝時代の戦で焼けてしまって…とのことだったので
整備しようがないのかな。
鳥羽伏見の戦いで焼けてしまったのかと思ったらもっと前だった。

さすが京都。

 

購入当日

訪れたのは昨年2021年の秋の平日で
まだ紅葉も始まっていなかったので、そんなに混んでないかなと思い
予約せずに伺いました。

桜・紅葉シーズンや土日は事前に予約してったほうが良いかも。

お店は本当に国道沿いで京都南インターが北すぐにあるので
交通量が多い。そして歩いている人がいない。
行きはバスで向かったんですが、バスの乗客も他2名ぐらいだったかと。

京都に来て知ったことは、
京都駅から南方面はいきなり車社会になるということ。

降りたバス停は城南宮の北側だったので横断歩道を西側に渡って到着。

平日だったこともあり、店内にお客さんは誰もいませんでした。

入るとショーケースがあって商品が並んでいます。

コロナの影響でイートインもやめられていたようなので店内がとても静か。

なので少し緊張しながら『おせきもち』の10個入りを頼み、
そこで「よもぎばっかり10個っていけますか?」と質問してみた。

店員さんいわく
「出来ますけど白と混合セットよりお値段あがります」
とのことでした。全然オーケー!

10個入り(よもぎばっかり)で1,188円。

訪れたことがある人にそのことを言うと
よもぎばっかりって出来るの!?」
「いつも白いの家族に食べてもらってたのに!」
とビックリされてしまった。

言ってみてよかった…!

値段表?みたいな札を店員さんが見てプラス料金を教えてくださったので、
よもぎばっかり」と言ったお客は私だけではない…はず!

入店から退店までは5分もなく、帰りは竹田駅から帰る予定だったので
せっかく来たしなぁと思って通り道だったし城南宮を観て帰りました。

結果、寄り道して正解!
城南宮は平安遷都の時代の創建の歴史ある神社なので
(なんとなく)パワーを感じながら
西から東へ抜けて竹田駅へ向かいました。

神苑が有名みたいでしたけど、早く帰っておせきもち食べたかった!ので
本殿に参拝してそのまま帰っちゃった。

すごく晴れていた日だったので七五三のお参りされているご家族もいたり。

場所柄、車の音がすごいけど城南宮に入るとすごく静かで良かったです。

 

おせきもち(よもぎ)を食べてみて

やわらかーい!!

すっごくやわらかくて触ってみると気持ちよかった。

上に載っているのは先述の通り粒あん
上から見ると下のよもぎ餅が見えないぐらいたっぷり載っている。

ひとつひとつはそこまで大きくないので
一口でパクっといけてしまう。

なので10個あったけど一瞬でなくなった。

江戸時代から創業されて今まで受け継がれているのがすごくわかる。
旅の途中で食べたらすごく落ち着くと思う。

よもぎ風味も万人受けする濃さであんこも甘すぎなくて
熱いお茶とめっちゃ合う。

 

今年はまだ行けていないうちに暑くなってしまった。
竹田駅から無理なく歩ける季節が終わってしまた)
ので、紅葉シーズンに城南宮と合わせて
またよもぎばっかり頼んでみる!